イラレで形は作れるようにはなってきたけど…
色の着け方がわからない…😥
色の着け方がわからない…😥
描いた絵に、色を着ける。
本当ならカンタンなはずのことですよね?
この質問がでてしまう理由は、illustrator の色の着け方が独特だからです。
何かしら形が作れたら当然色を付けたくなってきますよね。
ということで、今回は色を着ける方法を解説します!
前回は形を作っただけでしたので、ここは色を付けてあげたいところですよね。
まず、頭全体に色を塗ってみたいと思います。
アナログで色塗りをすると言いますと、このクマの様な線画の場合、筆で絵の具を線からはみ出さないように塗って…となります。
しかし、Illustratorの場合はまず選択ツールで塗りたいオブジェクトを選択し、次にツールパレット下部のカラー設定、または右側のカラーパレットを使います。
カラーパレットは図の様に、複数のカラーモードから選ぶことができるようになっています。
少し気をつけないといけないのがカラーモードには「ドキュメントのカラーモード」という設定もあるため、RGBドキュメントでCMYKカラーを作成したり、あるいはその逆をやってしまうと、正確に数値を打ち込んだはずが数値がちょくちょく変わってしまいます。
基本的には新規作成でカラーモードをRGBにしたら基本的にはRGBで、CMYKにしたらCMYKカラーで色を作成するのが良いと思います。
現在作成しているドキュメントのカラーモードが何かを知るには、ドキュメントウインドウのタイトルバーに、それぞれ「@RGB」「@CMYK」という表記があります。
もし「本当はCMYKで作成しないといけないのにRGBにしてしまった」という場合は、【ファイル】メニュー→【ドキュメントのカラーモード】→…でCMYKまたはRGBを選択すればOKです。
ではクマくんに色を付けてみます。
さきほど頭を選択していますので、塗り色を決めましょう。
オブジェクトには必ず2つ色の情報があり、一つが「塗り」もう一つが「線」の色です。「塗り」はある形の内側を塗りつぶした色=面の色、「線」は文字通りですがある形の外側の枠線の色、となります。
ツールパレット、カラーパレットともに塗りと線が配置されており、それぞれをクリックすることで塗り色と線色を設定できる状態を切り替える様になっています。
RGBの場合は基本はRedとGreenを混ぜる形です。
絵の具の感覚からすると不思議な感じになるかもしれませんね。
加法混色の場合は赤と緑を混ぜると黄色になります。この状態で緑の数値を下げるとオレンジ色に、そこから赤と緑を少しずつ下げていくとオレンジが暗くなった色=茶色、となります。
続いて、口の周りの色も決めてみましょう。今度は口の周りの円を選択して先程よりも明るい茶色にします。
先程よりもRedとGreenの数値を高め(明るくする)、さらにBlueを少しだけ足していきます。
R+G+Bが重なると白になりますので、同系色で白っぽい(明るい)色に変化させたい場合は3系統の原色をすべて使っていく形になります。
ドキュメントカラーモードをCMYKにしておくのをお忘れなく。
先程と同じく頭のオブジェクトを選択して、赤系統であるM=マゼンダと、黄系統であるY=イエローを1:1の割合で混ぜると一般的に赤と感じる色になります。
そこからマゼンダの数値を下げていくとオレンジになりますね。
ではそこにK=黒を混ぜると…暗くなりますね。これで茶系の色になります。
減法混色の世界ですので、数値を上げていくと暗くなっていきます。
CMYKで色を作る場合は絵の具の考え方とほぼ同じと考えて良いでしょう。
では口の周りの色も設定しましょう。口の周りのオブジェクトを選択し、今度はCMYだけの掛け合わせで色を作っていきます。
MとYを下げていき、そこにC=シアンを少しだけ混ぜていきます。
最後にまだ色の着いていない目と鼻ですが、こちらは黒にしてみます。
左右の目と鼻を、Shift+クリックで選択しておきます。
カラーパレットの「塗り」と「線」の設定の下に、赤い斜線、黒、白の四角いボタンのようなものがありますね。
それぞれ「無し」「黒」「白」を表していますので、黒をクリックしてみてください。これで目と鼻が黒くなります。
ちなみに、黒を選んだ場合CMYKではK100%、RGBの場合ではRGBすべてが0となっております。
それから今回使わなかったのでスルーするところでしたが「無し」とは何かと言いますと、これは色が無いという状態、つまりは完全に透明な状態になります。
例えば線だけ残して中身は透明にしたい、線は無くして塗りの色だけにしたい、といった時に使用することになります。
本当ならカンタンなはずのことですよね?
この質問がでてしまう理由は、illustrator の色の着け方が独特だからです。
何かしら形が作れたら当然色を付けたくなってきますよね。
ということで、今回は色を着ける方法を解説します!
セッジです!おはようございます!
絵を描いたら、色をつけてみましょう!
色の付け方もイラレは独特かもしれません!
絵を描いたら、色をつけてみましょう!
色の付け方もイラレは独特かもしれません!
「塗り」と「線」
さて前回作ったクマくんにもう一度登場してもらいます。前回は形を作っただけでしたので、ここは色を付けてあげたいところですよね。
まず、頭全体に色を塗ってみたいと思います。
アナログで色塗りをすると言いますと、このクマの様な線画の場合、筆で絵の具を線からはみ出さないように塗って…となります。
しかし、Illustratorの場合はまず選択ツールで塗りたいオブジェクトを選択し、次にツールパレット下部のカラー設定、または右側のカラーパレットを使います。
カラーパレットは図の様に、複数のカラーモードから選ぶことができるようになっています。
少し気をつけないといけないのがカラーモードには「ドキュメントのカラーモード」という設定もあるため、RGBドキュメントでCMYKカラーを作成したり、あるいはその逆をやってしまうと、正確に数値を打ち込んだはずが数値がちょくちょく変わってしまいます。
基本的には新規作成でカラーモードをRGBにしたら基本的にはRGBで、CMYKにしたらCMYKカラーで色を作成するのが良いと思います。
現在作成しているドキュメントのカラーモードが何かを知るには、ドキュメントウインドウのタイトルバーに、それぞれ「@RGB」「@CMYK」という表記があります。
もし「本当はCMYKで作成しないといけないのにRGBにしてしまった」という場合は、【ファイル】メニュー→【ドキュメントのカラーモード】→…でCMYKまたはRGBを選択すればOKです。
ではクマくんに色を付けてみます。
さきほど頭を選択していますので、塗り色を決めましょう。
オブジェクトには必ず2つ色の情報があり、一つが「塗り」もう一つが「線」の色です。「塗り」はある形の内側を塗りつぶした色=面の色、「線」は文字通りですがある形の外側の枠線の色、となります。
ツールパレット、カラーパレットともに塗りと線が配置されており、それぞれをクリックすることで塗り色と線色を設定できる状態を切り替える様になっています。
RGBの場合
頭の「塗り」をオーソドックスですが茶系の色味にしてみたいと思います。RGBの場合は基本はRedとGreenを混ぜる形です。
絵の具の感覚からすると不思議な感じになるかもしれませんね。
加法混色の場合は赤と緑を混ぜると黄色になります。この状態で緑の数値を下げるとオレンジ色に、そこから赤と緑を少しずつ下げていくとオレンジが暗くなった色=茶色、となります。
続いて、口の周りの色も決めてみましょう。今度は口の周りの円を選択して先程よりも明るい茶色にします。
先程よりもRedとGreenの数値を高め(明るくする)、さらにBlueを少しだけ足していきます。
R+G+Bが重なると白になりますので、同系色で白っぽい(明るい)色に変化させたい場合は3系統の原色をすべて使っていく形になります。
CMYKの場合
続いてCMYKでもやってみましょう。ドキュメントカラーモードをCMYKにしておくのをお忘れなく。
先程と同じく頭のオブジェクトを選択して、赤系統であるM=マゼンダと、黄系統であるY=イエローを1:1の割合で混ぜると一般的に赤と感じる色になります。
そこからマゼンダの数値を下げていくとオレンジになりますね。
ではそこにK=黒を混ぜると…暗くなりますね。これで茶系の色になります。
減法混色の世界ですので、数値を上げていくと暗くなっていきます。
CMYKで色を作る場合は絵の具の考え方とほぼ同じと考えて良いでしょう。
では口の周りの色も設定しましょう。口の周りのオブジェクトを選択し、今度はCMYだけの掛け合わせで色を作っていきます。
MとYを下げていき、そこにC=シアンを少しだけ混ぜていきます。
最後にまだ色の着いていない目と鼻ですが、こちらは黒にしてみます。
左右の目と鼻を、Shift+クリックで選択しておきます。
カラーパレットの「塗り」と「線」の設定の下に、赤い斜線、黒、白の四角いボタンのようなものがありますね。
それぞれ「無し」「黒」「白」を表していますので、黒をクリックしてみてください。これで目と鼻が黒くなります。
ちなみに、黒を選んだ場合CMYKではK100%、RGBの場合ではRGBすべてが0となっております。
それから今回使わなかったのでスルーするところでしたが「無し」とは何かと言いますと、これは色が無いという状態、つまりは完全に透明な状態になります。
例えば線だけ残して中身は透明にしたい、線は無くして塗りの色だけにしたい、といった時に使用することになります。
金赤の話
私が学生だった頃、先生や先輩からはM100+Y100のことを通称「金赤」と言うと習いました。
こちらでもそれを書こうと考え、裏付けを取ろうと検索してみました。
すると、本来は金赤という特色(インク)があり、その色味とMY100の赤とは色が全然違うということがわかりました。
当時はインターネットで検索ということができず、情報共有というのは口コミしか無かったので少し驚きました。
こちらでもそれを書こうと考え、裏付けを取ろうと検索してみました。
すると、本来は金赤という特色(インク)があり、その色味とMY100の赤とは色が全然違うということがわかりました。
当時はインターネットで検索ということができず、情報共有というのは口コミしか無かったので少し驚きました。
最後に
今回はillustratorでの色の塗り方を解説いたしました。
色の塗り方一つとっても、ドローソフトの特殊性がでてくる印象がありますね。
どちらかといえば、WordやExcelなどの作図機能と考え方が似ているようにも思います。
その意味ではWordなどを使っていた人は理解しやすいかもしれません。
イラレでは普通のお絵かきのような色塗りの失敗も起きないので、これも実は手軽だったりしますね!
では今回はこの辺で!また他の記事でもお会いしましょう!
では今回はこの辺で!また他の記事でもお会いしましょう!
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