豆まきと言えば…鬼ですね!
ということで、豆まきの敵役、鬼のイラストを描いてみました!
トップの絵をコピーペーストして下絵としてご利用ください。
こういうモコモコしたものを描く場合は、ペンツールや曲線ツールを使っても良いのですが、もっと簡単な方法があります。
円をたくさん作って合体させるのです。
ではやってみましょう。
先ほど作成した顔は隠しておいたほうがやりやすいかと思います。
円を描き、それをコピーペースト、ドラッグコピーどちらでも構いませんので、複製して増やして並べていってください。
全部同じ大きさでも構いませんが、いくつかサイズを縮小してみても良いでしょう。
ある程度数が揃ってきたら、全ての円を選択してパスファインダーの合体を使用します。
すると結合されるのですが、内側に余分な形が残ってしまっています。
こちらはシェイプ形成ツールで再結合させるか、ダイレクト選択、なげなわツールなどを使用して削除してしまいましょう。
つづいて、角を描きましょう。
ペンツールまたは、曲線ツールダブルクリックで直線を描きます。
三角形でいう底辺部分は接続しないで大丈夫です。
角の生え際のモコモコ線は、曲線ツールで描きますが、尖った部分のみダブルクリックして鋭角な角にしておきましょう。アンカーポイントの位置関係は図を参考にしてみてください。
これで頭の形状ができました。
シェイプ形成ツールなどで、結合していってもいいのですが、ライブペイントを使うと色塗りと一緒に余分な線の整理ができますので、こちらでやってみましょう。
カラー値は図を参考にしていただいて、ライブペイントで髪の毛=緑、角=黄色、顔=赤、目=黒で塗っていきます。
少なくとも、顔の輪郭線の内側に白い部分がなくなるまで塗りつぶしてください。
では余分な線を消していきましょう。
ライブペイント選択ツールに切り替え、まずは髪の毛内側にある、顔の輪郭線を選択して、削除します。
続いて、角の内側にある髪の毛の輪郭線についても選択して削除しておきましょう。
このようにライブペイントツールはシェイプ結合ツールとは兄弟のようなツールですので、色塗りと形状の合成を同時に行えます。
これで鬼の頭はできあがりました。
いったんここで区切りをいれ、後半に続きます。
今回のイラストの描き方を動画にしてみました。
聞きにくいところが多いかと思いますが、実際の操作の動きをご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
豆をぶつける対象としては、ちょっとかわいらしくしすぎてしまったかもしれません(^_^;)
鬼とは何なのか
そもそも、なぜ鬼に豆をぶつける=やっつける必要があるのでしょう?
日本語での「おに」という音が「陰(おん)」に由来するといわれていて、「陰」とは隠れているもの、目に見えないもの、邪気のことをさすのですが、すなわちそれが「おに」ということです。
日本語での「おに」という音が「陰(おん)」に由来するといわれていて、「陰」とは隠れているもの、目に見えないもの、邪気のことをさすのですが、すなわちそれが「おに」ということです。
人は、隠れているもの、目に見えないものを恐れる習性があります。
災害や、病気、飢えなど、こういった、人間の力を大きく超える悪い、恐ろしいことは鬼のしわざとかんがえていたわけですね。
つまり、その恐ろしい日本での悪の象徴である鬼を退治することで、邪気を払い、福を呼ぶ、その行事が追儺式=節分の豆撒きなわけですね。
今回のイラストもそうなのですが、いわゆる鬼と言われると思い浮かべるオーソドックスなデザインがありますね。
なぜこのような形になったかと言うと、風水では北東の方角は鬼門といい、鬼が入ってくる方角と言われています。
この北東=鬼門の方角には丑と寅があります。
そのため、丑(牛)の角と寅(虎)の牙を持ち、と虎皮のふんどし(近年はパンツ?)をしていると言われているのです。
ブロック分けで顔を描こう!
さて、今回も曲線ツールを多用することになるので、以前の講座の星座絵の描き方と同様に体のブロックごとに分けて描いていくのが良いでしょう。
コピーペーストした下絵のあるレイヤーはロックし、「頭」と名付けた新規レイヤーを作成しておいてください。
頭レイヤーに大小3つの円を作成します。
大きい円が顔になり、小さい円は耳になります。
つぎに3つの円を選択して、シェイプ形成ツールでこの3つの円を横断するように、ドラッグして、結合しておきます。
顔の目鼻については、眉はペンツールまたは曲線ツールでダブルクリックしていって直線を引き、目は円で表現しています。
口については曲線ツールで、口の線からそのまま牙まで描き、牙の三角形の最後の点は(曲線ツールの性質上)わざとズラして配置します。
最後の点の位置が確定したら、位置を調整して口の線と牙の最後の点が重なるようにしておきましょう。
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モコモコした髪の毛の作り方
これもオーソドックスですが、鬼の髪型というとアフロやパンチパーマあたりで表現されることが多いですよね(笑)こういうモコモコしたものを描く場合は、ペンツールや曲線ツールを使っても良いのですが、もっと簡単な方法があります。
円をたくさん作って合体させるのです。
ではやってみましょう。
先ほど作成した顔は隠しておいたほうがやりやすいかと思います。
円を描き、それをコピーペースト、ドラッグコピーどちらでも構いませんので、複製して増やして並べていってください。
全部同じ大きさでも構いませんが、いくつかサイズを縮小してみても良いでしょう。
ある程度数が揃ってきたら、全ての円を選択してパスファインダーの合体を使用します。
すると結合されるのですが、内側に余分な形が残ってしまっています。
こちらはシェイプ形成ツールで再結合させるか、ダイレクト選択、なげなわツールなどを使用して削除してしまいましょう。
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つづいて、角を描きましょう。
ペンツールまたは、曲線ツールダブルクリックで直線を描きます。
三角形でいう底辺部分は接続しないで大丈夫です。
角の生え際のモコモコ線は、曲線ツールで描きますが、尖った部分のみダブルクリックして鋭角な角にしておきましょう。アンカーポイントの位置関係は図を参考にしてみてください。
これで頭の形状ができました。
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ライブペイントで仕上げて頭の完成
顔・髪の毛・角ができましたが、髪の毛の内側に顔の輪郭線が、角の内側には髪の輪郭線が入り込んでしまっています。シェイプ形成ツールなどで、結合していってもいいのですが、ライブペイントを使うと色塗りと一緒に余分な線の整理ができますので、こちらでやってみましょう。
カラー値は図を参考にしていただいて、ライブペイントで髪の毛=緑、角=黄色、顔=赤、目=黒で塗っていきます。
少なくとも、顔の輪郭線の内側に白い部分がなくなるまで塗りつぶしてください。
では余分な線を消していきましょう。
ライブペイント選択ツールに切り替え、まずは髪の毛内側にある、顔の輪郭線を選択して、削除します。
続いて、角の内側にある髪の毛の輪郭線についても選択して削除しておきましょう。
このようにライブペイントツールはシェイプ結合ツールとは兄弟のようなツールですので、色塗りと形状の合成を同時に行えます。
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これで鬼の頭はできあがりました。
いったんここで区切りをいれ、後半に続きます。
今回のイラストの描き方を動画にしてみました。
聞きにくいところが多いかと思いますが、実際の操作の動きをご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
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