9/23~10/23の誕生星座と言えばてんびん座(天秤座)です。
この星座はもちろん「黄道十二星座」の一つですが、実は古くはさそり座の一部でした。
トレミーの48星座にはてんびん座として加えられていますので、少なくとも1~2世紀のころには独立した星座となっていたのだと考えられます。
トレミーの48星座
2世紀の天文学者クラウディオス・プトレマイオス(英名トレミー)が作成した星表に書かれた48の星座のこと。北半球の中緯度地域から観測した星座のため48星座だった。(現在は88星座)
このてんびん座にはどのようなエピソードがあるのでしょうか?
今回はてんびん座の星座線を描きながら、星座の神話に思いをよせてみましょう。
正義の女神アストレイアはこの5つの時代の人間たちを見守り、天秤で人間の正義と悪をはかってきたと言われています。
最初は黄金時代。
人間は大地から生まれたとされ、神々と人間たちは大地の上で仲良く暮らしていました。
世界の全てが平和だったので、アストレイアの天秤はいつも正義に傾いていました。
しかし時がたち、黄金時代の人間たちが滅びてしまったため、神々は人間を作り出すことにしました。
2番目は銀の時代。
神々に生み出された人間たちは争い好きで、強いものが弱いものをしいたげていました。
そんな人間たちに神々は愛想を尽かしオリンポスへと去りましたが、女神アストレイアだけは地上に残り、人間たちを正義に導くため努力していました。
しかし、人間たちが神々をまつらなくなったため、怒った大神ゼウスに滅ぼされ、銀の時代は終わりました。
3番目は銅の時代。
「トネリコ」の樹から生まれ落ちた人間たちが次代の人類となりました。
この人間たちは戦争を始め、親子兄弟さえもころし合うようになりました。
それを見たゼウスは人間に嫌気がさし大洪水で滅ぼしてしまいます。
4番目は英雄の時代。
プロメテウスの息子デウカリオンとその妻ピュラは石から人を作り出します。
ここでも悪がはびこっていましたが、神々の血を引く正義の英雄たちが現れたので、女神アストレアも少し気を取り直しました。
そこからさらに時が進み、鉄の時代。
人間たちは堕落してしまい、残忍で嘘つきで好戦的になってしまいました。
さすがのアストレアもとうとう人間を見放してしまい、天高く上って星座になってしまったと言います。
この鉄の時代は、現代に続いていると言われています。
今回はてんびん座の星座線を描きながら、星座の神話に思いをよせてみましょう。
セッジです!おはようございます!
てんびん座はギリギリまで人間の正義を信じ続けた、女神アストレイアの神話がもとになっているそうです!
てんびん座はギリギリまで人間の正義を信じ続けた、女神アストレイアの神話がもとになっているそうです!
てんびん座の神話
ギリシャ神話の世界では人類には5つの時代がありました。正義の女神アストレイアはこの5つの時代の人間たちを見守り、天秤で人間の正義と悪をはかってきたと言われています。
最初は黄金時代。
人間は大地から生まれたとされ、神々と人間たちは大地の上で仲良く暮らしていました。
世界の全てが平和だったので、アストレイアの天秤はいつも正義に傾いていました。
しかし時がたち、黄金時代の人間たちが滅びてしまったため、神々は人間を作り出すことにしました。
2番目は銀の時代。
神々に生み出された人間たちは争い好きで、強いものが弱いものをしいたげていました。
そんな人間たちに神々は愛想を尽かしオリンポスへと去りましたが、女神アストレイアだけは地上に残り、人間たちを正義に導くため努力していました。
しかし、人間たちが神々をまつらなくなったため、怒った大神ゼウスに滅ぼされ、銀の時代は終わりました。
3番目は銅の時代。
「トネリコ」の樹から生まれ落ちた人間たちが次代の人類となりました。
この人間たちは戦争を始め、親子兄弟さえもころし合うようになりました。
それを見たゼウスは人間に嫌気がさし大洪水で滅ぼしてしまいます。
4番目は英雄の時代。
プロメテウスの息子デウカリオンとその妻ピュラは石から人を作り出します。
ここでも悪がはびこっていましたが、神々の血を引く正義の英雄たちが現れたので、女神アストレアも少し気を取り直しました。
そこからさらに時が進み、鉄の時代。
人間たちは堕落してしまい、残忍で嘘つきで好戦的になってしまいました。
さすがのアストレアもとうとう人間を見放してしまい、天高く上って星座になってしまったと言います。
この鉄の時代は、現代に続いていると言われています。
てんびん座マークの描き方
てんびん座のマークは、てんびんの名のとおり左右対称の形をしています。均衡を表しているとも言えますね。
またギリシャ文字の「Ω(オメガ)」の下に一本線を引いたようにも見えますので、このマークも比較的カンタンに描けそうですね。
それでは、今回も幅・高さ300pxの36マスグリッドを使用して描いていきます。
36マスグリッドの作り方星座マークの作り方 やぎ座編
こういう形は曲線ツールを使うとカンタンに描けます。
(左右どちらからでも構いませんが)Ωの左の下の線からスタートし、頂点部分にきたらダブルクリックします。
そのまま時計でいうところの9時、0時、3時の位置にポイントを打ちます。
また頂点の位置に来たらダブルクリックしてΩ右側の下線になるように最後のポイントでクリックしましょう。
これで上部ができましたので、その下にある線は、ペンツールまたは直線ツールでえがいておきます。
上部のΩと下線の間隔が大きく開いている印象がありますので、ここでは下線をやや上方に移動してバランスをとっておきましょう。
こちらでは30pxほど移動しています。
星座図鑑サイトの星座名一覧ページから、てんびん座のページに進み、星座線を表示した状態でスクリーンショットを撮ってください。
星座図鑑サイトの使い方、スクリーンショットの撮り方は以下の記事をご覧ください。
スクリーンショットを撮ったらこちらのページに戻ってきてくださいね。
なお、星座図鑑Webサイトについては私が管理しているサイトではありません。
星座図鑑様より許可されている範囲をご理解いただければ幸いです。
星座図鑑サイトにてスクリーンショットを撮ったら、illustratorに配置して、画像を切り抜き、アートボードサイズなどを調整しておきましょう。
このスクリーンショットを配置したレイヤーを「下絵」というレイヤー名に変更してロックし、その上に星座線レイヤーを作成しておきます。
てんびん座の星座線は2つの「逆くの字」の上部をつないだような形をしています。
曲線ツール…
ホントウにカンタンに描けますね。
私が先輩に習った頃は…。
ホントウにカンタンに描けますね。
私が先輩に習った頃は…。
てんびん座星座線の描き方
ではマークの作成が終わりましたので、てんびん座の星座線を描いていきましょう。星座図鑑サイトの星座名一覧ページから、てんびん座のページに進み、星座線を表示した状態でスクリーンショットを撮ってください。
星座図鑑サイトの使い方、スクリーンショットの撮り方は以下の記事をご覧ください。
スクリーンショットを撮ったらこちらのページに戻ってきてくださいね。
なお、星座図鑑Webサイトについては私が管理しているサイトではありません。
星座図鑑様より許可されている範囲をご理解いただければ幸いです。
星座図鑑サイトにてスクリーンショットを撮ったら、illustratorに配置して、画像を切り抜き、アートボードサイズなどを調整しておきましょう。
CHECK!
意外な新機能?? イラレで画像を切り抜く方法
このスクリーンショットを配置したレイヤーを「下絵」というレイヤー名に変更してロックし、その上に星座線レイヤーを作成しておきます。
♫=連桁8部音符にも似ているようにも感じますね。
非常にシンプルな形ですので、左端の星から続けて描いていきましょう。
まずは星座線レイヤーを複製し、「恒星」と名前を変更しておきます。
つぎに星座線レイヤーはロックまたは非表示してから、恒星レイヤにある全ての線を選択します。
線を選択した状態で、
選択メニュー→オブジェクト→方向線のハンドルを実行しましょう。
アンカーポイント間の線=セグメントのみが選択されます。
これでセグメントを削除するとアンカーポイントのみが残ります。
残ったポイントを選択した状態で、ブラシパネルの「10pt 丸筆」をクリックすれば星が全て丸い点になります。
最後に、各星の色は星座図鑑の色を参考に変更し、星座線の線幅を2pxに変更します。
これでてんびん座星座線の完成となります。
星座線から星を作る方法
星座線ができたところで、それぞれの恒星を配置していきましょう。まずは星座線レイヤーを複製し、「恒星」と名前を変更しておきます。
つぎに星座線レイヤーはロックまたは非表示してから、恒星レイヤにある全ての線を選択します。
線を選択した状態で、
選択メニュー→オブジェクト→方向線のハンドルを実行しましょう。
アンカーポイント間の線=セグメントのみが選択されます。
これでセグメントを削除するとアンカーポイントのみが残ります。
残ったポイントを選択した状態で、ブラシパネルの「10pt 丸筆」をクリックすれば星が全て丸い点になります。
最後に、各星の色は星座図鑑の色を参考に変更し、星座線の線幅を2pxに変更します。
これでてんびん座星座線の完成となります。
正義の女神アストレイアは5つの時代、人間を見守ってきたということですが、途中アストレイア以外の神については「あれ?神様が人間作ったのに見放すの?」という疑問も感じますね(^_^;)
ギリシャ神話らしいといえばらしいですが!
では今回はこの辺で!
また他の記事でもお会いしましょう!
ギリシャ神話らしいといえばらしいですが!
では今回はこの辺で!
また他の記事でもお会いしましょう!
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イラストレーター講座の中で星座に特化しているのが、
《Tales of Zodiac「星物語」》です。
講座としましては、主に星座マークと星座線の描き方を解説しています。
イラストレーター形式のイラスト素材としても販売しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
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