【MOJICITY x TO-MEI HAN】キャンペーン当選記念!オリジナルフォントを作ろう!

【MOJICITY x TO-MEI HAN】キャンペーン当選記念!オリジナルフォントを作ってみよう!

フォントワークス株式会社は日本の大手フォントメーカーです。
そのフォントワークスが新しい試みとして運営しているのが「MOJICITY(モジシティ)」

その中でも特に面白いのが「AIJIMOJI(エーアイジモジ)」
これは「自分で書いた文字がフォントになる」というサービスなのです!

当ブログオーナーのセッジはフォントワークス社MOJICITYなかのひと( @mojicity_nknht )さんが開催されていた『あなたの手書き文字がスタンプになります』キャンペーンに応募し…。

なんと当選し、トライグラム社によって「TO-MEI HAN(透明判)」にしていただきました!

おはようございます!
デザイン講師ブロガーのセッジです!
今回はMOJICITY x TO-MEI HANキャンペーンに当選しましたので、AIJIMOJIとTO-MEI HANについてのご紹介になります!
こんにちは!トラノです!
先輩、いつも「自分は運が悪い」って言い続けてきた人生でしたけど、なんだか最近よく当たりますよネ?
ありがたいことです。
ようやく開いてきた…のかも?

MOJICITY(モジシティ)とは?

2022年4月10日、いわゆる「フォントの日」にMOJICITYの存在を知りました。

MOJICITY(モジシティ)とは、フォントワークス社が新しい試みとして、
『自分らしいフォントを自由に楽しめる』をコンセプトに、同社が開発したアプリや開発中のアプリに触れるコトができる実験仮想都市です。

Webサイトではありますが、『都市』に見立てて各所にフォントに関係するWebアプリが配置されています。

無料のアプリであれば、

  • 文字認識ゲームの「ニンニン!視認でござる」
  • オリジナルフォントが作れる「AIJIMOJI」

などが楽しめますし、

フォントメーカーであるフォントワークス社の会社案内や、
フォントサブスクサービスのLETSなどの申込み、
フォントワークスオリジナルグッズなどの購入もできます。

フォントワークス社が行っているサービスや実験・研究など文字デザインのアレコレを俯瞰的に見れる仮想都市が『MOJICITY』なのです。

MOJICITYトップページ

AIJIMOJI(エーアイジモジ)とは?

AIJIMOJI(エーアイジモジ)とは、オリジナルのフォントが作れるMOJICITYアプリの1つです。

あなたは「自分オリジナルのフォントを作ってみたい」と考えたコトはありませんか?

でも、フォントを作るとなると、

  • どのアプリを使えば良いの?
  • フォント形式は何にすれば良いの?
  • PCにインストールできるようにするには?

といったぐあいに、わからないコトだらけです。
でも、AIJIMOJIを使えばユーザーは「ただ文字を書くだけ」です。

それ以降のコトはすべてAI(人工知能)がやってくれます。
ひらがなだけですが「PCにインストール可能なフォント」を気軽につくるコトができます。

AIJIMOJI

使い方もカンタンでユーザーに必要なのは以下のコトだけです。

  1. ひらがなを手書き入力
  2. フォント名を入力
  3. メールアドレスを入力
  4. フォント生成完了メールを受信

PCかタブレット+ペンがオススメで、
スマートフォン+指でもなんとか、
PC+マウスではかなり厳しい戦いになりますが、

あなただけのフォントを作るコトができます。

やってみての感想ですが、
作るのはカンタンですが、まだ開発途中というコトもあり、
一般的なグラフィックアプリのような取り消し・やり直しがまだできません。

1文字書いたら「書き直す」コトはできますが、いま選択している文字に限ります。
すでに書き終えた文字についてはその文字をタップ/クリックすれば選択できますので、そこで修正になります。

途中保存もできないので…
やり始めたら「ひらがな46文字」を書き切るまで集中してください(笑)

「ん」まで書ききったら「送信する」ボタンを押すと、フォント名入力が求められ、
さらに「次へ」進むとフォント生成が始まりますが、ここでもまだ油断しないでください😅

このあたりスクリーンショットが撮れていませんが、生成が終わったときに紫色のチェックマークがでますので、それが出るまではブラウザを閉じたり別のページに移動したりしないでください。

それで何度かデータが消えました😢

これを乗り越えれば「あなただけのフォント」のダウンロードリンクがメールで届きます!

フォントを作成している様子

TO-MEI HAN(トーメイハン)とは?

TO-MEI HAN(トーメイハン)とは、株式会社トライグラムが開発した貼ってはがせる超高再現クリアスタンプです。

一般的なゴム印では「押したい位置が見えない」という不満があります。

TO-MEI HANはスタンプベース自体も透明なアクリルでできているので「狙った場所に刷れる」とてもリーズナブルなスタンプ製品です。

AIJIMOJIから作ったTO-MEI HAN

今回この企画に当選し、AIJIMOJIで作ったフォントをスタンプにしていただけましたので、
自宅にあった黒画用紙と、以前印刷会社さんにいただいた里紙に刷ってみるコトにしました。

このクリアスタンプ、整然と文字がならんでいてキラキラしていて置いておくだけでも絵になります。

これを取り外し、植字して、刷ったあとに、元のキレイな状態に戻らないのはわかっていたので少し抵抗感もありましたが、

せっかく頂いたのに使わないのも…ということで使うことにしました。

文字をシートからはがし、アクリルベースに貼っていくのですが、
アクリルベースにはマス目がついているので整列がしやすかったです。

アクリルベースに文字判を貼り付ける

植字するときは当たりまえですが、逆向きになります。

逆に考えながら言葉を作っていくので「さ」と「ち」を間違えてしまったりしますね😅

でも、活字の時代は植字職人がすべて逆向きで文章を組み立てていたわけですよね。
たった数文字でも大変だとか言ってられません😅

アクリルベースに文字を組んだ状態

これにスタンプパッドでインクをつけて刷ってみたのがこちらになります。

各文字判はアクリルベースに貼り付けるため、粘着性のゴムというかグミのような質感をもっています。

つまりやわらかいので、力の入れ加減がわからず黒画用紙の方は字のまわりのインクも紙に転写されてしまいました。

MOJICITYなかのひとさんに、少しコツを教えてもらいましたので、次回はもう少しキレイに刷れる…と思います(笑)

AIJIMOJI+TO-MEI HANの刷り上がり

刷っている様子はこちら▼

オリジナルフォントを楽しもう!

今回【MOJICITY x TO-MEI HAN】キャンペーンがきっかけになって作ったフォントは2つあります。

1つは使い方をよくわからない状態で初めて作った、
「SedgeGardeZeroOne」です。

「ネーミングアレだな?」と思ったあなた。
わかっても言わないでいただけるとうれしいです…😅

こちらをPCをにインストールして打ち出してみたのがこちらです。
濁点がつくと文字が小さくなったり、交差部が白抜けしてしまったりと気になる点もあります。

でも自分の作ったフォントが、自分のPCをに表示されているのを見ると…
ちょっと感動します。

SedgeGardeZeroOne

もう一つは少し使い方がわかった段階で、せっかくならちゃんと考えて作ろうと思って作ったのが「KakuKakuGarde」です。

「漢字みたいにカクカクしたひらがな」をコンセプトにしています。

KakuKakuGarde

半音が自分の書いた字でなかったり、「?」となる部分もありますが、
ちゃんとOTF(Open Type Font)形式になっていて、ベクター化された文字になっています。

Adobe Illustratorで打ち出したならば、アウトライン化できるというコトです。

いまのところこれらを何かのデザインに利用しようとは考えていませんが、
アウトライン化可能なのであれば、できるコトの幅も広がるでしょう。

※AIJIMOJIの利用規約によれば「個人に限っては営利・非営利を問わず利用できる」とあります。

ITやコンピューター技術の発展は速すぎてついていけなくなりつつありますが、
それでもこういう面白いコトも体験できますので、

ぜひあなたもMOJICITYでAIJIMOJIを使って、あなただけのフォントを作ってみてはいかがでしょうか?

AIJIMOJI!おもしろそう!
私もこれでフォント作ったらクリアスタンプにして貰えるんですか?
いや、残念ながら今回のはあくまでもキャンペーンの一貫なので、
フォントをクリアスタンプにしてくれるサービスというのはやってないんだ。
そうなんですネ。残念。

でもTO-MEI HANと製造しているトライグラム社に注文するコトはできるので、オリジナル文字セットは無理としても、オリジナルクリアスタンプを作ってみるのはいいんじゃないかな?
あ、それ、いいですネ!

今回はMOJICITY x TO-MEI HANキャンペーン当選記念!
ということで各社のサービスをご紹介いたしました!
なんだか最近いろいろ運が良くなってきた(?)セッジ先輩。
これからどんどん良いコトが続くといいですネ!
続いてほしいね😊
最後までご覧いただきありがとうございました!
また他の記事でもお会いしましょう!
お疲れ様でした!



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