例えば、こんな感じのを!
新しくなったAdobe Expressは動画作成機能がとても使いやすくなりました。
今回はナビゲーターキャラクター・チュウヤンが経営する喫茶店を題材に、PRムービーを制作します。
その制作工程の中で、できることの幅が広がったアニメーション機能を解説していきます!
※この記事で紹介しているAdobe Expressの機能は2023年9月現在のものです。
Adobe Expressアンバサダー&デザイン講師ブロガーのセッジです!
Adobe Expressの動画作成機能について解説します!
動画もカンタンに作れるやなんて、すごいやんー!
※この記事はアドビ社およびAdobe Expressのプロモーションが含まれています。
Adobe Express公式サイト
Adobe Expressの動画制作機能
旧バージョンのAdobe Expressでは、静止画の動画化は限定的に可能でした。
この静止画から作り出した動画や、撮影した映像などを編集する場合は一旦映像編集機能に切り替える必要がありました。
静止画を作るのか、動画を作るのか、によって使う道具を変えるイメージですね。
最新バージョンのAdobe Expressでは、静止画と動画の境界線は無くなっています。
そのため、静止画でのデザインを終えたらそのまま動きを付けるコトが可能ですし、動画を混在させられるようにもなっています。
もちろん、映像だけをつなぎ合わせて1つの映像とするコトも可能です。
以下は動画作成機能を解説した画像です。
「静止画と動画の境界線は無い」
と書いたように、静止画のデザインも動画制作も、同じ画面上で行うようになっています。
新規で静止画のプロジェクトを作成した場合は右上の「追加」メニューから「動画を作成」を実行すると、タイムラインが表示されます。
新規で動画のプロジェクトを作成した場合は、最初からタイムラインが表示されています。
動画制作をされたコトが無い方には「タイムライン」というのは初めて聞く言葉かもしれません。
タイムラインとは作品全体の時間を管理する機能です。
Adobe Expressの動画作成機能には主に以下のような機能が含まれています。
- 再生ヘッド
- シーン
- 選択レイヤー
- 開始アニメーション
- ループアニメーション
- 終了アニメーション
再生ヘッド
動画における再生位置を示すモノで、ドラッグするか再生ボタンを押すことで移動します。
シーン
動画をいくつかのブロックにわけた「場面」です。複数作るコトで場面転換が可能になります。
選択レイヤー
タイムライン左下にある「レイヤーの表示時間を調整」のスイッチがオンになっていれば、シーン内でのレイヤーの再生時間、再生位置を調整できます。
開始・ループ・終了アニメーション
レイヤーは左端=開始と、右端=終了となっています。開始や終了にそれぞれアニメーション効果をつけられます。また、開始から終了までの全体的な再生時間にわたったアニメーションがループになります。
すべてに追加すると、開始・ループ・終了につけたアニメーションがブレンドされた状態になります。
アニメーションとシーン
以前作ったロゴマークを使ってアニメーション付けを説明します。
右上の「追加」から「動画を作成」を実行すると、タイムラインが表示されます。
動かしたいレイヤーを選択し、タイムラインの下の「レイヤーの表示時間を調整」をオンにすれば、シーン内でレイヤーが表示されるタイミングを調整できるようになります。
レイヤーにアニメーションを設定する場合は、動かしたいレイヤーを選択し、左のパネルにある「アニメーション」をクリックします。
すると開始・ループ・終了という、3つのスロットが現れます。
今回は開始にアニメーションを追加してみます。
開始をクリックしますとパネルが「アニメーション(開始)」に切り替わり、開始部分に追加可能なアニメーションの一覧が出てきます。
ここでは「バンジー」を付けてみました。
バンジーは文字通り、バンジージャンプのような動きになるアニメーション効果です。
ループや終了に対してアニメーションを付ける場合も同じ方法です。
開始と終了はほぼ同じ効果がありますが、ループについてはループ独自の効果がまとめられています。
Adobe Expressの動画作成機能は、タイムラインに複数のシーンを持たせることができます。場面転換が必要な時に利用しましょう。
「シーンを追加」を押して新たなシーンを加えてみます。
シーンの見分けが付きやすいように背景色を変更して、もう一つ以前作った別バージョンのロゴマークを配置してみました。
シーンの違いをわかりやすくするために、それぞれのシーンをあえて違う色の背景にしましたが、再生ヘッドを動かしたり、再生ボタンを押して再生してみると、切りかわりが唐突な印象がありますね。
このシーンとシーンの切り替えをスムーズにする方法があります。
シーンの境界の「+」から「トランジション」の追加ができます。
左側のパネルの「ディゾルブ」を押して追加しておきましょう。
これでシーンの切りかわりがスムーズになりました。
※2023年9月現在は、シーン間のトランジションはディゾルブしかありませんが、今後追加していく予定とのコトです。
Adobe ExpressでPRムービーを作る方法
今回のPRムービーは全体を15秒として、
ロゴ→お店のコンセプト→コーヒー紹介→ピザ紹介→ロゴ
という構成になっています。
前項の動画制作機能、アニメーションとシーンを含んだPRムービーの動画チュートリアルを以下に用意しています。
こちらを再生してPRムービー制作の流れをご覧ください。
Adobe Expressを使ってどのように動画を制作していくかまとめています。
PRムービーを作る方法:Adobe Expressの使い方
新しいAdobe Expressやと、こないな感じの動画が作れるんやねえー
Adobe Express最新版は、静止画と動画のデザインの境界線が無くなっています。
お気に入りのデザインができたら、そのままアニメーションを付けて動画にしてみることをオススメします。
ここ最近、動画系のコンテンツを作りたい、という方が増えている印象があります。
しかし同時に「映像制作・編集ソフトは難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
もし、あなたがそのように映像制作に対して不安を感じているようでしたら、ぜひAdobe Expressを試してみてください。
そういった不安は解消できるかと思います!
Adobe Expressの動画機能をまんべんなく使っていますので、ぜひ参考にしてください!
あなたも、ぜひAdobe Expressを使って、デザインしてみてください!
Adobe Express公式サイト
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